慶應義塾大学 理工学部 機械工学科

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由川透

2年生から卒業まで私が通ったのは、武蔵小金井にあった工学部の小金井キャンパスでした。現在の矢上台の理工学部のように、立派な建物ではなく、町工場が寄り集まったような、小さな建物が点在する校舎でした。今はどうなっているのか知りませんが、あの頃は結構立派な学校と思っていました。しかし、三田の校舎と比べると、いかにも田舎の学校という感じで、これが本当に同じ学校なのかと感じたこともありました。学生生活は、ごく一般的なものでしたが、印象に残っているのは、結構遠い武蔵小金井駅から歩いて通ったこと、昼休みに裏の多磨霊園で昼寝をしたり、楽器の練習をしたことなどです。今から思うと、本当にのんびりした、良い時代でした。

現在、私は鉄道車両の設計、故障防止などを担当していますが、一番新しい仕事は「はやて」の設計です。昨年12月のダイヤ改正が無事終わり、ほっとしているところです。大学の機械科で学んだことが、今の仕事に役立っているかどうか、答えは「イエス」です。大切なことは、課題に対する解決のプロセスを大学でしっかり学ぶことだと思います。技術の仕事をすれば、必ず解決しなければならない課題が出てきます。この課題を、どういうプロセスで解決していくのか、を学校で学んでおく必要があると思うのです。学校で学んだ知識はあまり役に立ちませんが、問題解決のプロセスは結構役立つのです。

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