就職
就職概要
学部卒の内、70%程度が大学院前期博士課程(修士課程)に進学し、その内の約10〜20%は大学院後期博士課程に進学して博士(工学)の学位を取得します。就職先として、学部卒か修士課程修了かで業種が大きく異なることはありませんが、求人企業の一部には修士を希望するところもあります。先輩の就職先は、機械工学が非常に幅広い学問であることに対応して、非常に業種が幅広いことが特徴です。具体的な就職先の業種を挙げれば、製造業としては重工業、自動車製造業、ロボット製造業、家電製造業、医療機器製造業、製鉄業、化学工業、食品加工業などや、IT産業と言われる半導体製造業、通信、ソフトウエアー開発業など、さらにはインフラストラクチャとしての電気、ガス、運輸関連業種などが代表的な例としてあります。その他にも、建設業、印刷業、鉱工業、そして大学教員や公的機関の研究者など、非常に多岐に渡る業種・職種を挙げることができ、機械工学科を卒業した先輩の就職先はほぼ全ての業種・職種に渡っていると言っても過言ではありません。
機械工学が非常に幅広い学問であるために多くの業種から必要とされ、ほぼ全ての業種へ就職が可能であると考えても良いでしょう。